しっぷ・あほうい!

或る日のライブラリアンが綴るあれやこれや



それから「蒲田モダニズム」つながりで、今出ている『アイデア』(http://www.idea-mag.com/)326号の特集は何と「河野鷹思 本の仕事、雑誌の仕事」だと聞いて、本屋でさっそく立ち読みしてこちらもキャーとなる。いっとう最初に北村小松の装丁本が出てくる!のも何ともしみじみ嬉しく、福田勝治『銀座』(1941年、玄光社)も、井上和男による『小津安二郎 人と仕事』(1972年、蛮友社)も、どの作品もセンス良く洗練されていて惚れ惚れしてしまう。手描きのイラストで構成されている岡田時彦主演の『お嬢さん』のポスター*1が掲載されているのもにんまり。

*1:結構デフォルメされており、一ファンとして言わせていただけば、本物の英パンはもっと美男なのにぃ!といったところですが。