しっぷ・あほうい!

或る日のライブラリアンが綴るあれやこれや


ご無沙汰しております。気が付けばもうお盆の週。前から観たかった村田実『霧笛』(新興キネマ、1934年)を観たことや、岡田時彦が子供の頃にはじめて活動写真『名金』を観たという伊勢佐木町オデヲン座跡を詣でて「おお!」と感動したこととか、自転車で野川公園まで行って大きなメタセコイアの木の下でそよ風に吹かれて昼寝をしたこととか、色々と書きたいことはあったのだけれど、こうもあいだを空けてしまうと、もうどうでもよくなるというか、何を書いていいのやら判らなくなります、いや、別に書かなくてもいいのだけれども。リハビリがてらに、ほぼ自分の備忘録のために「本日の英パン発見」を書き写してみます。この谷崎潤一郎の書いた渡辺温への追悼文は凄く有名なのにまだ紹介していなかったよう。