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そごう美術館で開催中だった鈴木信太郎展が終わってしまった...。たぶん良さそうだなでも横浜かーちと遠いな行こうかなどうしよかなと思っているうちに会期終了、いつものパタン。昨日実家に帰ったら図録が置いてあって両親曰くやはりとてもよかったとのこと。ああ、行くのだった!色彩の洪水、日本におけるカラリスト、とくればわたしは好きに決まっている、やはり観ておくのだった。
幼少の頃、西荻に住んでいたので、すっかり目に焼き付けられていた、あのこけし屋のどこかとぼけたような可愛らしい少女のイラストは彼の作品で、そういえば似ているよなあとは思っていたけれど学芸大学の洋菓子店マッターホーンの包装紙も彼の作品なのだった。おまけに鈴木信太郎は装丁もかなりやっていて、百間先生の『御馳走帖』*1や宇野千代『色ざんげ』*2源氏鶏太『新・三等重役』などいろいろあってこれはやはり観ておくのだった、水彩もすばらしいじゃない、としょんぼりしていたら、原田治さんの日記に追記として巡回展があるとのお知らせ、ワオ!
2006.12.22-2007.02.04まで 八王子市夢美術館
2007.02.10-2007.04.08まで 笠間日動美術館
2007.04.14-2007.05.28まで 佐野美術館
だそうで、ますます遠のいてしまった(がーん)のが悔しいけれど、なんとかこれは行っておきたい。
*1:isbn:4122026938; でも今入手可能な版は芹沢けい介画なのですが。