しっぷ・あほうい!

或る日のライブラリアンが綴るあれやこれや


それで、上にも書いた通り、日曜日にマキノ二本立て鑑賞ついでにタワレコで『日本のジャズ・ソング』1を買ったのだけれど、さっそく家に帰ってお目当ての二村定一の1曲目を聴いて「あーー!」となる。この『あほ空』という曲(阿呆の空、じゃないよ、青空です)は確かに、確かに、この前のフィルムセンターで観た木村荘十二『ほろよひ人生』の中でかかっていたはず、だって耳が覚えてたもの。「これ、かかってたよね?」「最後のビアホールのシーンで藤原釜足がビール注いでいる時だっけ?」「絶対かかってたよ!」とひとしきり家人と盛り上がる。嬉しいナア、これだからジャンル横断鑑賞(何だそりゃ)は止められない。