しっぷ・あほうい!

或る日のライブラリアンが綴るあれやこれや

memo

阪神間遊覧日記・その1 ・ダイビルと大大阪のプラトン社 1920年代〜30年代のモダン都市文化に俄然夢中な今、こんなにぴたりとくる展示があるならば、ええい、大阪へでも何処へでも行かねばならない!と矢鱈に一人盛り上がって、そそくさと阪神間行きを決めて…

4/24発売の待望の新刊は映画エッセイ、プルーストによる素敵な短編集のタイトルから(キャ)! 金井美恵子・金井久美子『楽しみと日々』(平凡社)*1 また、久美子さんの展覧会も銀座・村越画廊にてあるようです。 金井久美子作品展「楽しみと日々 オブジェ…

「北尾鐐之助、北尾鐐之助」と覚えたての名前を呪文のように唱えながら、さっそく「ひょい」と検索してみたら、やっぱり勤務先の図書館にはちゃんと北尾鐐之助の本が何冊もあるのを発見、さすがにさすがの図書館なのである。わたしにとっては何でも手に入る…

ああ、京阪神にお住まいの方が羨ましい...!展示の会期内には何とか間に合うようにいそいそと切符を手配したけれど、トークショーなんてものがあるならこちらも行きたかった。(daily-sumusさんより情報いただきました) 「プラトン社 大大阪のモダニズム出版…

bibliomaniaさんのところで知ったのですが、来たる4/2〜4/28まで大阪名品喫茶「大大阪」*1にて、アトリエ箱庭さんの小冊子dioramarquis02号(プラトン社についての特集があると知り、小林かいちの作品集とともに、首をながーくして待っていました)の発売イ…

お昼休みにぼんやりと尾崎翠でググっていたら、2004年(古いよ...相変わらず気づくの遅いよ)のフォーラム開催報告*1にこんな記述があって(!)一体全体どうしよう、ええい、どうしてくれようかと思いました。無念遣る方ないのでここに殴り書き。 ラマル氏…

行きたいな・行かなきゃメモを更新。 ・帰ってきた『次郎長三国志』とマキノ時代劇大行進!(1/27〜2/16まで シネマヴェーラ) http://www.cinemavera.com/schedule.htmlヨッ、待ってました!と手を擦りながら言いたくなるマキノ次郎長シリーズ。観ていない…

今年最初の行かなきゃメモは、・池田重子コレクション 日本のおしゃれ展(〜1/15まで 銀座松屋)*1・歌謡・ミュージカル映画名作選(〜2/4まで フィルムセンター)*2・生誕110周年記念 衣笠貞之助の世界(〜3/31まで フィルムセンター)*3・鈴木信太郎展(〜2…

そのあと、急いで地下鉄に乗ってポポタムに駆け込みで海野弘「私の100冊の本の旅」展。海野弘先生の本が一同に展示されているのは壮観。ダメもとで「あのう、今日のトークショーは満席ですか?」とお店の方にお聞きしたら、「受付は一番最後で桟敷席になりま…

15日に東大駒場キャンパスで行われた、翻訳の詩学 エクソフォニーを求めて(多和田葉子+柴田元幸+野崎歓+小野正嗣)での走り書き。・アメリカには行ったことがなかった。行ってみたら思っていたのと違った。異質性ということについて、レッテルを避けて書…