しっぷ・あほうい!

或る日のライブラリアンが綴るあれやこれや

2008-08-18から1日間の記事一覧

海野弘『久生十蘭『魔都』『十字街』解読』(右文書院、2008年)*1 久生十蘭の都市小説『魔都』と『十字街』を読み解きながら「東京とパリの1930年代を旅する」という本。海野弘は都市論を書く時しばしばそうなのだけれども、自らが都市漫歩者となってその時…

お盆休み、少しの遠出は逗子の祖父母に会いに行ったくらいで、フィルムセンターに『喜劇の黄金時代』を、アテネフランセに鈴木英夫を観に行って、国会図書館でいくつか調べものをして、あとの残りは家で海野弘『久生十蘭ー『魔都』『十字街』解読』(右文書…